会期：9月15日（土）～10月14日（日） OPEN:11:00～20:00（水曜のみ21:00まで）
会場：オン・サンデーズ地下書店
http://www.watarium.co.jp/onsundays/
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-7-6
主催：合同会社カオスラ／協力：株式会社ゲンロン
ワタリウム美術館ミュージアムショップ「オン・サンデーズ」にて「ゲンロン カオス*ラウンジ新芸術校」第三期の最優秀作家である新井健（あらいたける）の個展を開催いたします。
新井は「ゲンロン カオス*ラウンジ新芸術校」の成果展覧会に出品した、クラブの摘発に端を発した風営法問題をテーマにしたインスタレーション《Survival Dance》で金賞を受賞。本展では《Survival Dance》で展開したテーマに新作を加えてアップデートし、規制によって消されつつある「渋谷のクラブカルチャー」にオマージュを捧げるパーティーを開催します。過去、オン・サンデーズでデビューした第1期金賞受賞者・弓指寛治、第2期金賞受賞者・磯村暖に続く新しい才能に、ぜひご注目下さい。
【新井健プロフィール】
<strong>新井 健 Takeru Arai</strong>
1991年千葉県館山市生まれ。2016年東京藝術大学美術学部彫刻専攻卒業。
2018年 ゲンロン カオス*ラウンジ新芸術校第3期卒業、金賞受賞。
主にレーザーアニメーションを駆使し、社会のウラに潜むマテリアルや事象を見つめ、自らの体験を基にした作品を制作している。
近作として、2016年から活動の場としていたクラブ・青山蜂の摘発を契機に、アートの視点からダンスやストリートを通じて法律やメディアの歪みを告発したインスタレーション「Survival Dance」(カオス*ラウンジ五反田アトリエ, 東京, 2018)を発表した。
またアーティストチームMESの要として活動。半蔵門ANAGRAやTAV GALLERYでの個展、TRANS ARTS TOKYO、現代美術ヤミ市などのイベント出展の他、クラブイベントに始まりライブ、ファッションショーや企業イベントの演出を行い、様々なカルチャー/ストリートの表現者とコラボレーションするプロジェクトでも活躍中。代表作はSh0h feat. MES「Re:Humanize」。http://mesmesmes.asia
【イベント情報】
会期中、作品に関連したイベントとして、パーティ「CLUB IN MUSEUM」を3+1期にわたり開催します。
①MES presents CLUB IN MUSEUM Day1「THE OPENING CEREMONY」
日時：9月15日(土)19:00-23:00
会場：オン・サンデーズ地下書店（ワタリウム美術館B1）
参会費：1Drink付当日¥2,500、1Drink付予約¥2,000
オープニングパーティーとして、新井がクラブ、ストリートに触れたきっかけであるトラックメイカー・蜻蛉とお送りする第一夜。
O.N.O(THA BLUE HERB/STRUCT)を始め、living dead(U.G.R.R.)、Sakiko Osawaらが参加。
さらにDMC日本王者DJ SHOTAとヒューマンビートボックス日本王者Sh0h、MESによるスペシャルショーケースを披露します。
②MES presents CLUB IN MUSEUM Day2「THE AOYAMA-HACHI」
日時：9月28日(金)21:00-morning
会場：オン・サンデーズ地下書店（ワタリウム美術館B1）
参会費：1Drink付当日¥2,500、1Drink付予約¥2,000
幻となってしまっている老舗クラブの<深夜帯>を復活させるべくクラブ青山蜂全面協力のもとお送りする深夜パーティー「THE AOYAMA-HACHI」。
新旧オーナー、店長やスタッフ、23年来青山蜂を支えてきたサウンドアーティストたちと本気のミッドナイトパーティーを作り上げます。
③MES presents CLUB IN MUSEUM Day3「THE FINAL_make some noise」
日時：10月14日(日)19:00-23:00
会場：オン・サンデーズ地下書店（ワタリウム美術館B1）
参会費：1Drink付当日¥2,500、1Drink付予約¥2,000
クロージングとなるこの日は、クラブの多様性を押し広げたパーティーを披露。ディジュリドゥ×シンセ×ドラムによる人力トランスバンドSARATOGA、〈あなたの嫌いなものが好き〉を掲げる異形ダンスバンド・NINJASを迎えます。
また新芸術校第3期銀賞受賞者・村井智と新井のソロセッションなども披露予定。
＋トークイベント『渋谷・クラブ・23年(仮)』+『MAMMOTH+MES=MAMMES』GIG
日時：10月7日(日)20:00-22:00
出演：新井健、後藤寛（元・青山蜂オーナー）他
会場：オン・サンデーズ地下書店（ワタリウム美術館B1）
定員：40名
参会費：1,000円
渋谷で20年以上の歴史を歩んできた老舗クラブ・青山蜂の摘発。青山蜂オーナーが間近に見てきた歴史そして摘発事件の真相を伺いながら、渋谷のクラブカルチャーの変容について議論します。
また、この日は特別に、テーマに寄せてノイズヒップホップユニットMAMMOTHとのコラボインスタレーションとGIGを披露します。
各日申込み・お問合せ：オン・サンデーズ または MES
予約フォーム：
mail：onsundays@watarium.co.jp
tel：03-3470-1424
【トークイベント情報】
ゲンロン カオス*ラウンジ新芸術校第二期最優秀者展示 新井健「OUTTA STEP」開催記念トーク
『移植するカルチャー ーー劇場⇄ストリート、美術館⇆クラブ』
出演：新井健、高山明（Port B主宰）、黒瀬陽平（美術家、美術批評家、本展キュレーター）
開催中の新井健 個展「OUTTA STEP」の関連企画として、ゲストを交えてのトークイベントを開催します。
〈ワーグナー・プロジェクト〉や〈東京修学旅行〉など、各国都市とそこに生きる人々に接し、社会の真相を演劇やアートプロジェクトとして発表してきた高山明さんをお呼びし、クラブカルチャーとストリートカルチャー、そして東京という都市を巡って、芸術が成しうる現在の社会へのアプローチを模索しながら議論します。
日時：2018年10月13日（土）、20時～22時
会場：オン・サンデーズ地下書店（ワタリウム美術館B1）
定員：40名
参会費：1,000円
申込・お問合せ：オン・サンデーズ
mail: onsundays@watarium.co.jp
tel: 03-3470-1424
