『アーギュメンツ#2』刊行記念トークイベント 黒嵜想×長谷川新×福尾匠×黒瀬陽平
2017年4月25日 – 12:31 AM

アーギュメンツ書影

 

『アーギュメンツ#2』刊行記念イベント、黒嵜想×長谷川新×福尾匠×黒瀬陽平のトークイベントを開催します。

『アーギュメンツ#2』は、関西で活動する黒嵜が編集をつとめる、若手のキュレーターや哲学者などを集めた批評誌。長谷川、福尾は同書に寄稿している気鋭の論者たち。今回で2号目である『アーギュメンツ』は、不定期刊行の批評誌。第1号の編集長は美術家・齋藤恵汰が務めた。

そのコンセプトは「手売り」。購入希望者は、各関係者にSNSを通じて声をかけ、実際に会わなければ本が手に入らない。そして『アーギュメンツ#2』に寄稿している論者たちは、黒嵜に声をかけた第1号『アーギュメンツ』読者だった。

そんな本書には、長谷川が聞き手になり人類学者である森下翔、古川不可知を迎えた鼎談『ポスト関係論的人類学/アート』、福尾による映像作家・佐々木友輔論『映像を歩かせる』、米田によるヴィジュアル系バンド論『ピクトグラムとしての夢』、編集長である黒嵜の声優論『仮声のマスク(中)』が収録されている。

『アーギュメンツ#2』では、前号の「手売り」のコンセプトを意識しながらも、前号で広く拡大した読者層のため、東京、金沢、名古屋、京都、ほか多数の都市で様々な即売会を企画している。第1弾となる本イベントでは、黒瀬陽平がホストとなり、黒嵜、長谷川、福尾を迎え、本書の編集コンセプトや各記事の狙いが議論される。

 

黒嵜想による巻頭言公開中→こちらから

 

 

【登壇者プロフィール一覧】

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黒嵜想(くろさき・そう)

1988年生まれ。音楽学に拠らない音声論を中心的な論題とし、批評やイベント企画などの活動を展開。声優論『仮声のマスク』(本誌連載)、活動弁士・片岡一郎氏による無声映画説明会「シアター13」など。

 

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長谷川新(はせがわ・あらた)

1988年生まれ。インディペンデント・キュレーター。京都大学総合人間学部卒。近年の主な企画展に「クロニクル、クロニクル!」(2016-2017)など。現在『美術手帖』誌に月評連載中。

 

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福尾匠(ふくお・たくみ)

1992年生まれ。横浜国立大学博士後期課程、日本学術振興会特別研究員(DC1)。専門は芸術哲学。とりわけドゥルーズ、デューリングなどの映像論。

 

 

【イベント概要】※こちらのイベントは定員に達したため、ご予約は締め切らせていただきました。

『アーギュメンツ#2』刊行記念トークイベント 黒瀬陽平×黒嵜想×長谷川新×福尾匠

日時:2017年5月5日(金)19:00~21:00

会場:ゲンロン カオス*ラウンジ五反田アトリエ

住所:〒141-0022 東京都品川区東五反田3-17-4 糟谷ビル2F

          ※こちらの会場は「ゲンロンカフェ」ではございませんのでお気をつけください

入場料:1000円

   ※会場では『アーギュメンツ#2』を1000円で販売しています(入場料とは別)。

定員:25名(要予約)

   ※ご予約は info{at}chaosxlounge.com へご連絡ください。